教育活動

教育活動

本センターでは、学部学生(3年次学生以下)、4年次学生(卒業研究)、大学院生研究および学外向けの教育を実施しております。学部学生(3年次学生以下)および学外向けの実習では、生物の面白さや不思議さ、また、生命の大切さを体験する事を目的とし、生きた海洋生物を用いて実験を行います。4年次学生(卒業研究)および大学院生研究では、より深く海洋生物の生理生態に踏み込んだ実験を行い、生物・海洋・水産関連の研究者および技術者の養成を目指します。また、生きた生物を研究対象とすることで、人間以外の生物の存在意義や命の重さを理解し、環境および生物共生に視野を向けた科学人の形成を目指します。

学部学生

学部学生は4コースに別れて学部教育を受けていますが、このうち3コース(海洋生物科学コース・海洋応用生物化学コース・海洋環境科学コース)がここで臨海実習を実施しています。この臨海実習では、磯場に生息する生物の分類、プランクトンの採取と分類、魚類の形態観察などの生物学・化学・環境学などの基礎となる知識の取得を目指します。海洋生物科学コースでは3年次に海洋生物を用いた基礎生理実験とべントス生態学の実験を約1週間にわたり実施します。

卒業講座の決定

環東シナ海環境資源研究センター希望者への注意事項センターは文教町キャンパスから離れており、他の研究室と事情が異なります。希望者は以下の注意事項をよく読んで下さい。

通学の手段

センターは本学より15km(車で25~30分)離れているため、希望者は通学の手段を十分検討して下さい。通学手段としてバスを使う場合、最寄りのバス停からセンターまでは2~3km離れています。バスの本数も決して多くはありません。また、三重・畝刈・京泊地区のアパートなどに移り通学する場合も、アパートのある三重地区中心部より数kmほど離れており、この間の公共交通機関は一切ありません。 センターには宿泊施設がありますが、学生実験及び研究利用者のため短期宿泊施設であり、学生の住居とする事は出来ません。従って、センター所属学生は全員、個々の自宅・アパートから通学してもらいます。

三重・畝刈・京泊地区のアパート情報

三重・畝刈・京泊地区にはアパートは十分にあります。現在、センター所属の学生が入居しているアパートの条件はだいたい以下のようになっています。

  • 家賃: 4万2千円~4万8千円位
  • 駐車場: 多くは別途駐車場代が必要であるが、駐車場代が家賃に入っているアパートもある。
  • 間取り: 6畳リビング+キッチン(4万2千円~4万5千円)、8~10畳+キッチン(4万5千円~4万8千円)
  • 敷金礼金: 敷金礼金3ヶ月分+前家賃(中には敷金の帰ってこないアパートもあり)。

大家さんと直接交渉し、不動産屋を通さなければ敷金礼金は不要となることもあります。

センターにおける業務

センターでは学部学生の臨海実験など、他の研究室とは異なった業務を行います。1年間で約4つの臨海系の実験が行われる予定です。センター所属の学生は指導教官を問わず臨海実験の補助をしてもらうことになります。また、他の大学などからの訪問者・滞在者も今後増えることが予想されます。訪れる方々に気持ちよくセンターを利用してもらうために、センターの学生諸君には補助をお願いすることが多々あります。以上の点を了承しておいて下さい。

教職学生に対する注意

教職科目履修中及び卒業要件単位履修中の学生は本学とセンターを行き来することになります。しかし、これに対する特別な措置は取りませんので、これらの学生の負担は確実に重くなります。その点は十分理解しておいて下さい。上記の通り、センターは本学にある他の研究室と事情が異なります。希望者はセンター教官を訪ね、直接話を聞いて下さい。ただし、授業など不在の場合もあるので必ずアポイントメントを取ってから訪問して下さい。